
”鬼の手形”と呼ばれる話があります。
この話は岩手の名前の由来と関係していると言われているので、ご紹介します。
昔々、恐ろしい鬼が居ました。
その鬼は羅刹と呼ばれており、里を荒らし回ったりしていて、里の人々は困り果てていました。
そこで里の人々は三ツ石の神に鬼退治を頼みました。
三ツ石の神は鬼を捕らえましたが、鬼は命だけは助けて欲しいと懇願しました。
鬼はもう二度と悪さはしないと、神に誓い三ツ石に約束の手形を押しました。
喜んだ人々は三ツ石のまわりで踊りました。
そして里の人々は一生幸せに暮らしました。
その三ツ石は岩手山が噴火した時に飛んできた石です。
岡市寺町通り裏の三ツ石神社に今も実際に存在します。本当に手形のような窪みがあります。
三ツ石神社は南部藩の祖光行をまつり、盛岡城を守護した神社なのです。
また、三ツ石の周りでの踊りは今もなおさんさ踊りとして続けられているそうです。
盛岡市は不来方(こずかた)とも呼ばれます。これは鬼が二度と来ないという意味があります。
このような話から岩手県の名前が作られたと知ると、また違った意味での住まい情報になり、岩手県への理解が深まりますよね。